SCSK、SCSKサービスウェア(以下、SWC)、グローウィン・パートナーズ(GWC)は9月17日、企業の経理・財務業務に関する新しい形のBPOサービス「BPaaS」を提供開始すると発表した。
BPaaSは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)と SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を組み合わせたサービスモデル。
「BPaaS」の概要
新サービスにおいて、SCSKは自社ERP「ProActive会計」を提供し、実務はSWCが担当する。
ERPの導入やBPOに向けた業務の現状(As-Is)と目標(To-Be)の確認、課題の優先順位付けなど、プロジェクト全体のコンサルティングをGWPがサポートする。
「BPaaS」の特徴
新サービスでは、BPO実現に向け、業務構築からシステムの導入、BPO業務の仕組み構築までのステップをあらかじめモデル化し、一気通貫で提供する。
これにより、顧客に余計な期間やコストをかけることなく、短期間で効率的な業務のアウトソーシングを実現する。
さらに、グループ会社の業務巻き取りなどで負荷が高まる管理業務をBPOとして委託することで、ユーザーの経理部門はより高度な企画業務領域にリソースを集中させることが可能になるという。