「NEW YORKER」運営のダイドーフォワード、リユース事業開始 若年層獲得狙う

ファッションブランド「NEW YORKER(ニューヨーカー)」などを運営するダイドーフォワードは10月1日、公式リユース販売サイトを開設し、自社ブランドのリユース事業を開始する。リユース品購入に抵抗のない若い世代へのブランド認知につなげたい考えだ。

 

リユースECサイト「NY.CYCLE STORE(エヌワイ ドットサイクルストア)」は、同社の社員が所有する自社製品と店舗で回収した古着を活用する。サイト開設時は、秋冬物を中心に、90年代のアーカイブ品を含む約600点をそろえる。

 

リユース品の販売価格は、製品状態と製造年代に応じて、新品の30~60%程度となる見込みだ。

 

リユースECサイトは、フリースタンダードが提供するオペレーションシステムサービス「Retailor(リテーラー)」をカスタマイズして構築したという。サイトの開設後は、ニーズに合わせたトップページの変更やキーワード設定などで、常にユーザーが検索しやすいサイトにアップデートしていく方針だ。