バッファローは8月29日、法人向けNAS「TeraStationシリーズ」の小規模オフィス・SOHO向け新ラインアップとして、2.5Gbpsの高速通信が可能なEthernet規格に対応した「TS3030シリーズ」3シリーズを10月下旬より順次出荷し、販売開始すると発表した。

3シリーズの内訳は、2ドライブ デスクトップモデル「TS3230DNシリーズ」、4ドライブ デスクトップモデル「TS3430DNシリーズ」、4ドライブ ラックマウントモデル「TS3430RNシリーズ」となっている。

  • 左から、「TS3230DNシリーズ」、「TS3430DNシリーズ」、「TS3430DNシリーズ」

「TS3030シリーズ」のスペック

「TS3030シリーズ」は、64ビットCPU、2.5GbEポートと2GBのメモリを標準搭載している。IEEE802.3bz規格に対応しており、カテゴリー6やカテゴリー5eケーブルの環境においても、同規格に対応しているスイッチに変更するだけで、2.5GbEのスピードで利用できる。

24時間連続の同時フルアクセス時の安定稼働台数検証では、同時に45台のPCを安定稼働できることが実証された。

セキュリティに関する機能

NASのウイルスを自動で検知・隔離または駆除する「ウイルスチェック機能」を別売りのウイルスチェック機能拡張/延長ライセンスパックにより拡張できる。

近日公開の「異常ファイル操作検知機能」にも対応予定。同機能は、ランサムウェアに感染した場合など、NASに異常なファイル操作を検知した際に管理者へ通知する。