雨風太陽、中間売上が過去最高 「ポケットマルシェ」の利用者増加

生鮮品のCtoC型ECプラットフォーム「ポケットマルシェ(ポケマル)」を提供する雨風太陽の2024年1ー6月期(中間期)業績は、売上高が前年同期比10%増の3億7740万円と増収だった一方、営業損失が1億5947万円と赤字だった。売上高は中間期の過去最高値を更新した。

 

個人向け食品サービスは、CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」を利用する生産者が約8300人、ユーザー数が77万人を突破した。

 

2024年4月にポケットマルシェの販売手数料を20%から23%に変更したものの、登録生産者数に影響はなく、出品数はこれまでと同様の約1万5000品の商品が並んでいる。

 

「ポケマルふるさと納税」は、自社開発した生産者自らによる効率的な出品管理が可能になる仕組みで、幅広い生産者が参加し、返礼品の取り扱いを自治体が負担することなく行える技術として認められ、4月に特許を取得した。

 

その結果、「個人向け食品関連サービス」の売上高は同17.3%増の3億500万円だった。