アクセンチュアはこのほど、 NVIDIAが提供するカスタム生成AIモデルの構築プラットフォーム「NVIDIA AI Foundry」上にAccenture AI Refineryフレームワークを構築したと発表した。

「NVIDIA AI Foundry」とは

「NVIDIA AI Foundry」はキュレーション、合成データ生成、ファインチューニング、検索、ガードレール、評価にわたる包括的な生成 AI モデル サービスを提供する。

また、カスタム Llama 3.1 NVIDIA NIM マイクロサービスを展開し、NVIDIA NeMo Retrieverマイクロサービスを使用して正確な応答を実現する。

「NVIDIA AI Foundry」により、Llama 3.1とNVIDIAのソフトウェア、コンピューティング、専門知識を使用して、ドメイン固有の業界ユースケース向けのカスタム「スーパーモデル」を作成できるようになった。

「Accenture AI Refinery」とは

「Accenture AI Refinery」は、アクセンチュアのAI基盤モデルサービス内に位置づけられ、NVIDIAを活用したカスタムモデルの作成を可能にし、Llamaモデルを企業データで学習させ、ビジネスニーズに合わせた最適なモデル作成を実現する。

主要なサービスとして、「ドメインモデルのカスタマイズとトレーニング」「スイッチボードプラットフォーム」「エンタープライズ・コグニティブ・ブレイン」「エージェント型アーキテクチャ」がある。

Accenture AI Refineryで作成されたモデルは、ハイパースケーラーのクラウドに展開することが可能。