ほぼ日、第3四半期のEC売上は約42億円に 自社ECの越境対応が奏功

ほぼ日の2023年9月ー2024年5月(第3四半期)のEC売上高は、約42億円(本紙推定)だった。海外セグメントが伸長してEC化率は前年より5ポイント上昇して約75%となった。

 

全社売上高は前年比8.7%増の58億9800万円だった。

 

「ほぼ日手帳」の海外売上高は同6.8%増の25億2800万円。「手帳」の売上構成比は国内を上回った。自社ECサイトで海外顧客向けに言語、決済、通貨への対応を進めたことで海外需要を捉える結果となった。

 

売上原価率は、「ほぼ日手帳」の売上構成比が上昇したことを受けて、前年より1ポイント減少して40.3%に改善。一方、人件費の増加や海外直販売り上げの増加により、販管費は増えた。

 

これにより営業利益は、1.5%増の6億8900万円となった。