PCWorldは7月22日(米国時間)、「Windows 11 strikes again with annoying pop-up that can't be disabled|PCWorld」において、Windows 11の迷惑なポップアップ通知にユーザーが困惑していると伝えた。Windows 11のユーザーがMicrosoftの避けられないポップアップ通知に悩まされていると報じている。

  • Windows 11 strikes again with annoying pop-up that can't be disabled|PCWorld

    Windows 11 strikes again with annoying pop-up that can't be disabled|PCWorld

Windows 11のポップアップ通知とは

Windows 11では定期的に更新通知が表示される仕組みになっている。最近、Windows 11でクラウドバックアップに関する通知が増加していることがわかった。具体的にはWindowsに内蔵されているバックアップソリューションでシステムのバックアップが行われていない場合、PCに問題が発生した場合に備えてバックアップを作成するようアドバイスする旨のメッセージが表示される。

この通知は一見、ユーザーのデータ保護を意識した有益なメッセージのように見えるが、実際にはMicrosoftのOneDriveクラウドサービスを使用するように促している。通知をクリックして消すことは可能だが、通知を無効にすることができないためユーザーは繰り返し表示されるポップアップに対処しなければならない。

OneDriveには5GBのストレージ容量が無料で提供されており、OneDriveを使用してバックアップを実施するとこの通知は消せる。ただし、5GB程度の容量ではすぐに使い切ってしまう可能性が高く、多くのユーザーは追加のストレージを購入しなければならなくなる。

ユーザーの選択肢

Windowsのバックアップ自体はデータ保護の観点から見ても正しい選択といえる。しかし、必ずしもOneDriveを使用する必要はないとしており、クラウドストレージではなく無料のバックアップソフトウェアを使用してオフラインでファイルバックアップを行うこともできると指摘されている。ユーザーは自分のニーズに合ったバックアップソリューションを選ぶことが重要となる。