メガネトップ、独自の顔タイプ診断を「ECサイト」「商品開発」に活用

眼鏡やコンタクトレンズなどのメガネトップは、日本顔タイプ診断協会と共同開発した独自の顔タイプ診断を自社ECサイト「眼鏡市場オンラインショップ」にも活用して、眼鏡選びに役立てている。

オンラインで眼鏡を買うことについて、EC事業部の峰元明彦部長は「試着したことのないものを買うことになる。顔タイプ診断で似合う眼鏡が分かれば、購入判断の助けになるかもしれない。オンラインで眼鏡を購入するという選択肢を、より多くのお客さまに提供できる環境を整備していきたい」と話す。

同社が今年6月11日に発売した「THROB(スロブ)」の新商品は、独自の顔タイプ診断の結果と、購入商品のデータなどを元に開発した。データから、顔タイプごとに合うフレームの平均サイズを算出して商品化している。

新商品は、顔の輪郭やパーツの位置で区分した顔タイプから4タイプに絞り込み、それぞれに当てはまるラインアップを用意。自分の顔タイプと演出したいイメージなどで眼鏡を選ぶことができる。

▲提案する4タイプ

「スロブ」は店頭でも販売展開する。店頭では地域差などで商品選びに偏りが出ることもあるが、ラインアップが全て揃うECサイトが補っている。

今後は「オンラインショップで注文された商品を、全国の店舗で受け取れるようにするなど、店舗との連携を強化していきたい」(同)としており、さらにECサイトの利便性を高めていく考えだ。