BIPROGY とユニアデックスは5月28日、ChatGPT の業務利用を可能にする利用環境構築サービス「Azure OpenAI Service スターターセット Plus」の機能を拡張した。
「Azure OpenAI Service スターターセット Plus」の概要
同サービスは、Microsoft Azureのクラウドプラットフォーム上で提供される、OpenAIのAIサービス「Azure OpenAI Service」の活用により、セキュアな生成AI環境構築と、生成AI活用シナリオの作成を伴走型で支援するもの。
BIPROGYが提供するクラウド利用支援サービス「CLOUDForesight」により、Azure OpenAI Serviceをユーザーの利用環境に合わせて最適化する。
また、自然言語処理技術を活用した「RinzaTalk」により、利用者の利便性の拡大とコンプライアンス対策を両立した運用を行うことが可能。
サービスの拡張内容
まず、社内情報のデータ連携機能を追加されたため、ユーザーの質問に対して、社内情報の検索結果を考慮した回答を生成することが可能になった。最適な社内情報の活用のため、回答精度を高めるための検証支援を行う。
また、プロンプト(質問文)の共有や履歴管理の向上など、チャット画面のユーザーインタフェースの機能が向上した。
加えて、アクセス管理機能と連携し、部門やユーザーごとに社内情報の参照を限定することが可能になった。