5月20日、kintoneで生成AIをワンクリックで利用できるサービス「Smart at AI for kintone Powered by GPT(以下略、Smart at AI)」を開発するM-SOLUTIONSは、UI機能の強化にメシウスのkintoneプラグイン「krewSheet」との連携を発表した。
「Smart at AI」の一覧画面でサブウィンドウや分析機能で色分け表示も可能に
「Smart at AI」は、kintoneでChat-GPTなどの生成AIが使える連携サービスで、kintone内のデータをプロンプトとして利用して問い合わせ内容の分類や要約、申請文やブログなどの文章を作成できる。メシウスの「krewSheet」は、kintoneでExcelライクな一覧表示画面を利用できるプラグインで、データを一覧表示する「Sheetモード」とデータ入力可能なピボットテーブル表示「Xrossモード」が利用できる。
連携により「Smart at AI」の一覧画面で長文のレコード(詳細)を確認するときに一つ一つクリックする手間をサブウィンドウに表示できるため、より効率的に内容確認を行えるほか、「Smart at AI」を使ってアンケート結果などにおけるポジティブ/ネガティブを判定するセンチメント分析などを行う際、「krewSheet」の条件付き書式を使うことで分析結果を色付けできるようになるなど便利な使い方も可能になる。
「Smart at AI」は、利用できるLLMモデルがGPT3.5、GPT4、Claude3、無料版と有料版が存在しており、有料版は、ログ出力、機密フィルタの利用、一覧での連続実行が1回につき200レコード可能でAPIではOpenAl、Anthropicに加えてAzure OpenAl Serviceを利用でき、サポートも付属する。利用料は、活用モデル、ID数・生成数などで異なる。詳細はWebサイトで確認できる。「krewSheet」の利用料はサブスクリプションタイプで提供、100ユーザーまで月額25,300円、年額275,000円となっている。詳細はWebサイトで確認できる。