RevComm(以下略、レブコム)は4月4日、音声解析AI「MiiTel(ミーテル)」において通話実績からAIが自動でアドバイスを行う「会話コーチング機能」をリリースしたことを発表した。

セルフコーチングを高める「会話コーチング機能」

「MiiTel」は、音声解析AIを活用した商談獲得率・成約率の向上や顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているか分からない"ブラックボックス化問題"の解消などに寄与する電話営業やコンタクトセンター業務におけるサポートツール。通常の分析による商談獲得率・成約率向上機能に加えて、新たにサービスメニューとして営業担当者個人をサポートするサービスの追加を目指し、新サービスの開発を行っている。

「MiiTel」(公式Webサイト)

新たにリリースされた会話コーチング機能は、前週1週間の活動データからAIが、強み、弱み、改善ポイント、ネクストアクションなどの提案を行う。生成AIの総合アドバイスと「MiiTel」の詳細アドバイスがあり、詳細アドバイスでは、総通話回数や会話の質、話則、被り回数、ラリー回数などのデータごとにアドバイスが表示される。多くの企業で定量指標が用いられているが、業務歴の浅いスタッフが数値の読み解くには難易度が高いという課題にも対応するもので、スタッフ当人のみならず改善ポイントを個々に説明しなければならないマネージャーにも有益な機能と説明している。

  • 「MiiTel」「会話コーチング機能」(同社資料より)

同社は、「MiiTel」サービスを強化する目的で、2023年8月よりサービスメニューを随時追加しており第一弾として「MiiTel Analytics」ファネル進捗、第二弾に「課題の自動特定機能」、第三弾に「AIによる自動ラベリング機能」と製品の機能強化を図る継続的なリリースを行っている。