シスコシステムズ(シスコ)は1月31日、記者会見を開催し、同社のWeb会議アプリケーション「Webex」のAI(人工知能)戦略について説明を行った。

記者会見の冒頭、代表執行役員社長の濱田義之氏は、「オフィス回帰のトレンドもあるが、すべての人がオフィスに来る時代には戻ってこないと考えている。ホームオフィスやリモートワークを駆使するハイブリッドワークは今後さらに標準化していくだろう。日本のハイブリッドワークを支援することはシスコの使命のひとつだ」と切り出した。

  • 代表執行役員社長 濱田義之氏(1月31日、東京都・港区)

    シスコシステムズ 代表執行役員社長 濱田義之氏(1月31日、東京都・港区)

生成AIをフル活用しビデオ会議を変革

ハイブリッドワークを支援するため、シスコはWebexのプラットフォームにおいて生成AIの活用を加速させている。ビデオ会議における翻訳や文字起こしだけでなく、ノイズの除去や、動画の高画質化といった機能を生成AIで実現している。記者会見では主要のアップデートが紹介された。

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