ゆうちょ銀行は1月22日、窓口やATMで現金での払い込みを行う場合の手数料を廃止した。ゆうちょ銀行では2022年1月、現金での払い込みに手数料がかかる価格改定を行っていた。1月22日現在、ECサイトの利用規約や通販の同梱物では、「ゆうちょ銀行で現金での払い込みを行う際に手数料が発生する」という注意書きが、引き続き掲載されているケースが多い。更新する際に注意が必要だ。
ゆうちょ銀行によると、現金での払い込み手数料を廃止するのは、顧客から「現金での払い込みだけ手数料がかかる料金体系は、分かりにくい」などの意見を受けたからだという。
ゆうちょ銀行によると、ゆうちょでの払い込みはこれまで、現金での払い込みが主流だったという。ただ、現金での払い込みに手数料がかかることの認知が進んだ結果、現金ではなく、口座からの払い込みの件数が大幅に増えたという。
現在は、大半の払い込みが口座から行われているとしている。
従来、窓口で現金の払い込みを行う顧客も多かったが、ATMで払い込みを行う件数が増加したという。
口座からの払い込みや、ATMでの払い込みの件数が増加し、窓口業務が軽減されたとしている。こうしたことを受けて、現金での払い込みにかかる手数料を廃止することに至ったという。