Googleは11月15日、Google検索結果に注釈をつける「Notes」を実験的機能として発表した。GoogleアプリのDiscoverで利用できるもので、米国とインドで提供を開始した。

NotesはSearch Labsのオプトインとして提供される。オプトインすると、GoogleアプリのDiscoverの検索結果に、「Notesをつける」「Notesを見る」と2つのボタンが表示され、これらをクリックしてNotesをつけたり、他の人がつけたNotesを見たりすることができる。

Googleが例として見せた動画では、Every types of Frosting(全種類のフロスティング)」(フロスティングとはケーキにつける糖衣)と入力すると、検索結果の下に「Notes」が表示され、クリックすると他の人が残した「クリームチーズのフロスティングにレモンゼストを少し入れるといい」などのNotesがタイル形式で並び、それぞれのNotesに飛ぶことができるようになっている。

Googleによると、自分が関心のあるWebページについて他の人がどのように考えているのかに興味があることが調査から判明したという。Notesは既存のコンテンツと連動し、人間によるインサイト新しい洞察のレイヤーを検索結果に加えるとしている。

これにより、そのページについて意味のある文脈を得たり、有益な情報を効率よく特定できるとしている。安全と品質のための取り組みとして、アルゴリズムを使った保護と人によるモデレーションを組み合わせるとしている。Notesは同日、米国とインドで提供を開始している。