freeeは10月17日、同社が提供する「freee人事労務」で2023年度版の年末調整機能の提供を開始した。今年度は、LINE WORKSとの連携アプリケーションである「チャットで勤怠(freee人事労務)」からも年末調整対応が可能だ。

  • 新機能提供開始のイメージ

  • チャットで勤怠での年末調整の開始通知

チャットで勤怠では、年末調整が開始した際の通知と、従業員自身での年末調整情報の入力が可能になった。メールアドレスを持たない従業員に対しても年末調整開始の通知と入力が可能になるため、情報回収のコスト削減につながる。

  • 全体進捗管理のイメージ

機能追加としては、ペーパーレス化対応とユーザー・インターフェイス(UI)の刷新を実施した。ペーパーレス化対応では、前職の源泉徴収票の情報を従業員が入力とファイル添付が可能になり、労務担当者が事前に源泉徴収票の原本を受け取り転記する必要がなくなった。

ユーザー・インターフェイスは、年末調整に関して管理者が行うタスクと従業員が行うタスクを年末調整のホーム画面上の一覧で可視化し、タスクごとの進捗状況を直感的にわかりやすい設計にした。また、年末調整のステータスごとの状況も「入力中」「確認中」と項目別に確認ができるとのことだ。