サイバーソリューションズは10月10日、ネットワールドが脱PPAPを実現するため、メールセキュリティサービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」を導入した効果を発表した。

ネットワールドは同サービスを2021年2月に導入。これにより、手作業で行っていたクラウドストレージへの添付ファイルのアップロード、ダウンロードURLの発行、パスワードの送信、そして、取引先の多様な添付ファイル送信ルール対応を自動化し、これらにかかっていた時間がゼロになったため、作業時間を大幅に削減できたという。

具体的には、クラウドストレージによる添付ファイルを分離するため、「ファイルのアップロード」「ダウンロードURLの通知」を手作業で行っていたため、添付メール送信1通あたり約3分の作業時間を要しており、1人あたり月間約20時間もの業務負担を強いられていた。

その結果、社員数540人のネットワールドにおける年間の業務時間の削減は約12万9,600時間に達したという。