サテライトオフィスは9月20日、Excel/Word/PPT/PDF形式のファイルをアップロードしてファイルのままChatGPTに相談できるソリューション「サテライトAI・AIドキュメント(ChatGPT対応)」の提供を開始したことを発表した。マニュアルや報告書、契約書、営業資料のファイルのままChatGPTに質問し、回答をもらうことが可能となる。無償提供のほか、有償プランも用意する。
同ソリューションでは、ファイル(Excel、Word、PPT、PDF)をアップロードし、その内容をもとにChatGPTに相談することが可能で、内容の要約や詳細をまとめる、間違いをチェックしてもらう、表形式にまとめる、マークダウン形式でまとめる、発展案を作成してもらうといった文書の加工を行う。
法人向けシステムのため、機密情報や個人情報をAI側に取り込ませないように制限することや、禁止キーワードを管理者が指定して不要な情報をやり取りさせないようにすることが可能。個人情報や機密情報をどうしても利用しなければならない場合は、マスキング機能により、ChatGPT には、別単語にしてパスし、受取文字時点で復号化して表示することもできる。
また、利用ユーザーを限定できるほか、利用ユーザーからChatGPT への質問やChatGPT からの回答をすべてログに保存することが可能。
価格は、ユーザーライセンスが1ユーザー月額100円(10名~)(「サテライトAI・AIボード」、「サテライトAI・社内チャットAI」、「サテライトAI・社内情報AI」、「サテライトAI・AIボイス」、「サテライトAI・AIメール」、「サテライトAI ・AIドキュメント」の6つのソリューションをすべて利用可能)。
そのほか、Eラーニング研修が1ユーザー月額100円(税別、現在1年分無償提供中)、GPT-3.5-Turbo-4Kが質問1回当たり3円(税別、3,000回質問まで0.9万円)、GPT-3.5-Turbo-16Kが質問1回当たり6円(税別、3,000回質問まで1.8万円)、GPT-4-8Kが質問1回当たり60円(税別、1000回質問まで6万円)。なお、導入支援および運用サポートは無償。