伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は7月27日、ローコード開発基盤「OutSystems」によるアジャイル開発促進のためのソリューション群の提供を発表。3年間で250億円の売上を目指す。

OutSystems公式サイト

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2015年から「OutSystems」の国内での取り扱いを行うCTCでは、システム設計や運用・保守などのサービス提供を行っている。27日より提供を開始するソリューションでは、既存のOutSystemsユーザーを中心に品質管理やテスト自動化、アプリケーションの定着化支援などのツールをサブスクリプションで提供。設計・実装・データベース・運用などの機能が備わるOutSystemsと連携することで効果的なアジャイル開発が可能になると同社は評する。各製品ツールは以下の通り。

・Boncat(ボンキャット)/蘭Boncode Software Remediation B.V.開発。開発品質や生産性を自動評価、FP(ファンクションポイント)法で機能別に開発の難易度をスコアリング、工数削減や早期問題の発見。年間300万円~。
・mabl(メイブル)/米mabl Inc.開発、UIテストの自動化、AIで仕様変更を検知しテストを自動で修正。
・StimulsoftEX(スティムルソフトイーエックス)/国内のREQWARE社が開発、OutSystemsで作成したデータベースを短期間で帳票として出力。年間80万円~。
・Pendo (ペンド)/米Pendo.io, Inc.開発。テキストや画像・動画で、利用者の操作方法を自動支援。利用状況の高度な分析で費用対効果の算出や課題を抽出、プロダクツの利活用や定着を支援。年間500万円~。