弁護士ドットコムは7月26日、生成AI活用の弁護士向けリサーチ支援サービスの今秋提供を目指し、その開発ロードマップを公開した。

  • 「Copilot for lawyers」ロードマップ

リーガル領域に特化したバーティカルLLM(Large language model)の実現を中長期のビジョンに掲げる同社が今秋公開予定の「Copilot for lawyers」α版は、リサーチ支援分野の第1弾プロダクトを9月、第2弾を12月に予定し、来年3月にはドキュメンテーション支援分野での第3弾をロードマップに組み入れ、その後のマネタイズも視野に入れる。法律相談QAや法令、判例、電子書籍ライブラリなどのデータベースをもとに、弁護士の業務の中でも特に時間と手間がかかるというリサーチ業務を生成AIで効率化し、2万3千人超の弁護士会員への提供で精度の向上を図る構えだ。

  • 第一弾のリサーチ支援サービスのイメージ図(同社資料より)