ソフトバンクは7月20日、法人向けのAI・DX人材育成サービス「Axross Recipe for Biz」において、生成AIに特化した「生成AI活用プラン」を、同日より提供開始することを発表した。
「Axross Recipe for Biz」では、既に生成AI関連のオンライン学習コンテンツを150種類以上取り扱うほか、2023年6月からは実務的な文章生成のこつや安全な利用方法を学べる集合型オンライン研修「ChatGPT入門研修」を提供している。
今回、現在提供中の「Enterpriseプラン」と「Basicプラン」の2種類のプランに加えて、生成AIを業務で活用するためのコンテンツを中心にした新プラン「生成AI活用プラン」を提供する。
新プランでは、既存の「AI基礎コース」や「ChatGPT入門講座」、東大データサイエンススクールと連携した各講座のほかに、各領域において需要が高いChatGPTの活用方法や効果的なプロンプトを学べる「業務に活かせるChatGPTプロンプト実践集」や、従業員がAI倫理・ガバナンスの基礎を習得できる「AI倫理基礎」などを受講することが可能。
また、生成AIの積極的に活用したい法人は「生成AI活用プラン」を利用することで、生成AIの実践的な社内の活用方法からAI倫理・ガバナンスの学習機会までを提供でき、業務効率の向上につながるとしている。
なお、「業務に活かせるChatGPTプロンプト実践集」の講座の主な内容は、セールス領域では営業メール文案の作成/提案書のスライド構成の検討や新商品のスライド作成/商談時の想定質問のアイデア出し/サービスの比較表の作成、マーケティング領域では、セミナータイトルと概要の作成/SNS運用の戦略に関する立案やSNS宣伝用のセールス文案の作成/イベント後のアンケート作成/メルマガの誤字脱字のチェック。
また、事業開発領域では、ビジネスモデルや事業計画を検討するための活用方法の提案/企画内容の評価/業界と企業の事業調査、サービス開発領域では、HTMLページの自動生成/サービスプログラムのテスト作成、バックオフィス領域では研修用の用語集やマニュアルの作成/専門的な英文を翻訳/業績の分析。