オージス総研は6月29日、企業向け大容量ファイル転送サービス「オフィス宅ふぁいる便」において、すべてのプランに"ファイル送信API機能"を基本機能として追加したことを発表した。

  • ファイル送信API機能の概要図(同社資料より)

    ファイル送信API機能の概要図(同社資料より)

29日より提供開始となるファイル送信API機能は、"利用しているSaaSや社内システムから出力された帳票を自動的に送信したい"というニーズに応えて追加された機能で、APIを用いることで一括自動送信や定期的なファイル送付など自動化したオフィス宅ふぁいる便の活用が可能になる。

複数の送信先に個別にファイルを送信するようなケースでは、CSVのリストをAPIに読み込ませ一度の操作で済ませられる。請求書や納品書など基幹システムから出力される帳票データを取引先に手動で送付するようなフローでは、連携によりほとんどの作業を自動化することも可能だ。すべてのプランの新規ユーザーは基本機能として利用できるようになり、既存ユーザーも利用希望の場合には追加料金無しで有効化される。