ドイツのソフトウェア・プロバイダーSoftware AGの日本法人であるソフトウェア・エー・ジーは5月22日、同社のiPaaS(integration Platform as a Service)型のクラウド連携プラットフォームサービス「webMethods.io」でChatGPT APIと連携するコネクタの提供開始を発表した。

「webMethods.io」(公式Webサイト)
「webMethods.io」はクラウド上のSaaS(Software as a Service)アプリケーションの連携と管理、分析、モニタリングを提供するプラットフォームサービス。連携プロセスの自動化やデータのリアルタイム同期などの高度なインテグレーション、SalesforceやAWS、Google Drive、Microsoft Azure Storage他、クラウドサービスへのコネクタを提供している。
コネクタはOpenAIの「GPT-3」「Codex」「Content Filter」APIを使用し開発。同サービスを利用することでAIを活用し複数のアプリケーションを連携して実行する自動化プロセスにおいて更なる効率化と柔軟なシステム対応が可能になる。具体例として小売業界での商品の受注から入金管理、配送サイクルに至るまでの一連のプロセスにおいて、リアルタイム情報発信や遅延などのトラブル発生時の説明などを挙げている。
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NPS(Net Promoter Score"で顧客スコアに応じたメールを自動化する例(Software AG公式ブログより)
Software AGは、ドイツに本拠地を置くエンタープライズ向けソフトウェア開発企業、世界70カ国以上で10,000を超える顧客を持つ。日本法人は、2000年10月に設立、ビジネスプロセス管理「ARIS」プラットフォームやITポートフォリオ管理「Alfabet」などを提供している。