SBI VCトレードとチューリンガムは2月27日、Web3領域におけるサービス向上を目的として業務提携を締結したことを発表した。

SBI VCトレードは暗号資産におけるフルラインナップサービスなどを手掛ける。また、デジタルアセットの中心である暗号資産を使ってサービスやビジネスを創出するイノベーターとして、健全な市場の創造などに努めているとしている。

一方のチューリンガムは、ブロックチェーンやWeb3領域の研究開発を手掛けており、ゲーム提供企業やブロックチェーン企業のパートナーとしても活動するテクノロジーカンパニーだ。ブロックチェーンゲームやGameFiなどのWeb3プロジェクトに対してコンサルティング、システム開発、プロジェクト運営の支援などを行っている。

今回の業務提携により、両社は顧客の利便性向上や新規サービスの開発のみならず、日本円でオンチェーンのNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)取引ができる「SBI Web3ウォレット」の活用領域の拡大などを進める。

両社の協業が進むことで、パブリックチェーンでのNFTを活用したビジネスを検討しているIP保有企業やゲーム企業などが、スムーズに参入できるようになると見込めるのだという。チューリンガムはWeb3プロジェクトのユーザー体験を高め、ブロックチェーンやNFTの技術に詳しくないユーザーでも簡単に参加できるサービス構築をサポートするとしている。

  • 両社は業務提携を開始する

    両社は業務提携を開始する