Microsoftが2月7日にAIを搭載した新型の「Bing」検索エンジンを発表して10日間が経過した。Microsoftの副社長兼コンシューマ部門のチーフマーケティングオフィサーであるYusuf Mehdi氏は2月15日、自身のツイッターアカウントで、新Bing発表から1週間でプレビュー版利用の順番待ちリストにはすでに数百万人が登録しており、同社はその人数は毎日少しずつ減らしていると説明した。また、プレビュー版を利用可能なユーザーを、今後数週間のうちに数百万人まで拡大する計画であることも明らかにした。
現在、新Bingは限定的なプレビュー版として公開されており、利用するには順番待ちリストに登録してMicrosoftからの招待状が届くのを待つしかない。SNSではすでに多くの人が新Bingを利用した体験を投稿しているが、その一方で順番待ちリストの人数は膨れ上がっており、今から登録した場合にいつ利用可能になるのか不安に感じているユーザも多いだろう。
Yusuf Mehdi氏の投稿を信じるならば、遅くとも数週間以内には新Bingを体験できるようになるはずだ。Microsoftの新Bingへの力の入れ方を考慮すれば、順番待ちの解消がもっと加速する可能性も十分にある。
新Bingのプレビュー版の待ち行列へは次のサイトで登録できる。
Yusuf Mehdi氏の投稿でも言及されているように、Microsoftでは「BingおよびEdgeをデフォルトの検索エンジンとWebブラウザに設定しており、Bingモバイルアプリをインストールしているユーザーを優先する」と説明している。この指示に従った場合、順番待ちリストの上位に移動できるという。
なお、新Bingは現在、Edgeでのみ利用することができる。Yusuf Mehdi氏は、今後時間をかけて、すべてのWebブラウザにも対応する予定だとも説明している。