Canonicalは1月26日(米国時間)、「Ubuntu Pro enters general availability|Canonical」において、包括的サブスクリプションサービス「Ubuntu Pro」の一般提供開始を伝えた。このサブスクリプションによって、最大10年間のセキュリティおよびテクニカルサポートを得ることができる。
Canonicalは、2022年10月にUbuntu Proをパブリックベータ版として提供を開始した。このサブスクリプションを利用することで10年間にわたってオペレーティングシステムと2万3,000のパッケージがセキュリティアップデートを得られるとされていた。今回、ほぼ同じ内容で一般提供が開始された(参考「10年間アップデート提供するUbuntu Pro、個人や小規模は無償で提供開始 | TECH+(テックプラス)」)。
Ubuntu Proはワークステーションで年間25ドル、サーバで年間500ドルとされている。Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudのマーケットプレイスで取得することもでき、その場合は時間単位でコンピューティングコストの約3.5%の価格設定で提供される。
個人および小規模の商用利用に関しては、最大5台のコンピュータまで無料での利用が可能。公式のUbuntuコミュニティメンバーの場合は最大50台のコンピュータまでUbuntu Proを利用可能とされている。