デジタル庁は12月19日、「マイナポータル」のサイト設計や表現を見直した、実証中のウェブサイトである「マイナポータル実証アルファ版」の提供を発表した。

マイナポータルとは、マイナンバーカードを通じて、子育てや介護などの行政手続が行えるオンライン窓口。オンライン申請のほか、行政機関などが保有する自身の情報の確認や、行政機関などからのお知らせ通知の受信などのサービスを提供している。

今回新しくなったサイトは、各機能にアクセスしやすいように見直しされている。例えば、薬剤や医療費の記録を簡単に振り返ること、ライフイベントごとの総合的な案内から手続きを知ることが可能となっている。

今後は、利用した人からの意見、感想、問題の報告などをもとに改善を行っていくなどより利用しやすいサイトを目指すという。2023年春以降には、手続きの期限を忘れないようリマインドする「やること」機能を提供し、申請漏れや証明書の期限切れ防止をサポートすることが予定されている。