インフォマートと串カツ田中ホールディングスは、両社が設立した合弁企業Restartz(リスターツ)が、飲食店経営の業務プロセスを可視化し運営をワンストップでサポートするアプリ「V-Manage」の提供開始を11月4日に発表した。

「V-Manage」(公式Webサイト)

「V-Manage」(公式Webサイト)

「V-Manage」は、飲食店経営に必要な店舗オペレーション業務工程を「タイムスケジュール」「チェックシート」「緊急指示」「日報・引継ぎ」「ダッシュボード」「レポート」機能などでサポートし、中小規模の外食企業でも大規模チェーン並のマネジメントサービスで店舗運営の効率化と省力化を実現できるアプリケーション。FC(フランチャイズ)形態に対応し、本部もしくは、店舗オーナーはアプリ内のダッシュボードで店舗運営状況の確認やレポートによる営業状況把握、緊急時の指示や改善、義務化されたHACCP(ハサップ)のチェック他、様々な措置を実行できる。複数の店舗の運営管理を任されるエリアマネジャーなどもアプリを利用して、改善や指導を行うことで効率的な店舗運営が可能になる。

  • 店舗状況の確認画面(同社資料より)

    店舗状況の確認画面(同社資料より)

店舗を担当する店長や従業員は、アプリの「タスク」や「チェックシート」をベース業務を実行、電子化により衛生管理の記録と保存を同時に実現し、日々の業務を効率的に行えるようになる。また、必要な業務内容とスケジュールを登録することで、新人の育成や指導を省力化し即戦力とすることもできるという。

  • アプリによる業務チェック画面(同社資料より)

    アプリによる業務チェック画面(同社資料より)

「V-Manage」は、すでに串カツ田中の店舗で実証実験が行われ高評価を受けており、今回の一般向けへのサービス提供となった。2023年中に全国に70社、1,100店舗の導入を目指す。