トッパン・フォームズは8月30日、ハイブリッドメッセージ配信サービス「EngagePlus(エンゲージプラス)」でWebサイトに遷移し重要情報を閲覧する際、スムーズに本人確認が行える機能を追加したことを発表した。
同社の提供する「EngagePlus」は、SMSと現物の紙での通知を組み合わせたリアルとデジタルを融合させ、顧客コミュニケーションの最適化を図るメッセージ配信サービスでRCS(Rich Communication Services)に準拠したNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが提供する「+メッセージ」に対応しておりエンドユーザーに的確に情報の通知を行う。
本人確認サービスは、SMSで配信した通知から請求書や利用明細などの重要な個人情報を閲覧するWebサイトへ遷移する際に必要な認証をスムーズに行うシステム。閲覧サイトにアクセスする際、トッパン・フォームズが企業・団体側から預かった顧客情報と本人が入力フォームに直接入力した個人情報を照合することで認証を行い、ログインIDやパスワードを使用せず円滑に閲覧サイトにアクセスできる。認証には「氏名」「生年月日」など最大5項目のマッチングに対応する。
同社は、サービスを利用することで主にWebサイトなどで新規にログインIDやパスワードの発行やそれに関わる確認作業などの手続きの負担なく、セキュアに重要情報を掲載したマイページを利用できるようになるとしており、金融機関や自治体などをおもな対象に営業展開していくという。