システム開発などを手掛けるクロスキャットは8月17日、レガシーシステムとオープンシステムを接続するAPI(Application Programming Interface)の開発環境を提供するオープンレガシージャパンとの協業を開始することを発表した。
両社は今回の協業により、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を阻害する要因となっているブラックボックス化したレガシーシステムの脱却に向けて、マイグレーション支援サービスを強化するとのことだ。
クロスキャットがこれまで蓄積してきた汎用機の知見と、オープンレガシージャパンのAPI開発ツール「OpenLegacy HUB」を組み合わせたマイグレーションを通じて、各企業のDX推進に貢献するとしている。
OpenLegacy HUBはローコード・ノーコード開発でレガシーシステムのソースコードを変更することなく、オープンシステムやクラウド上で利用しやすいマイクロサービス化されたAPIを生成するソリューション。各種のレガシーシステムに接続可能なコネクターを標準装備し、レガシーシステムのアプリケーションを業務単位に呼び出すリモートプロシージャコールを自動生成する。