Hi-STORYは6月8日、CTO(Chief Technology Officer:最高技術責任者)経験者と共に企業のCTO人材を育成し、開発内製化を支援するサービス「CTO START」を開始すると発表した。同サービスではCTO候補者にCTO経験者が伴走して一緒に開発体制を構築し、人材育成やITビジネスの成功を目指すという。
日本のシステム開発は欧米諸国と比較して外部のITベンダーへの外注比率が高い。しかし、昨今ではデジタル戦略が重要視されるとともに、自社内でシステム開発を行う開発内製化の動きが加速している。開発内製化にあたってはエンジニアをマネジメントできるCTO人材が必要となる一方で、エンジニアの求人倍率は高まっており、CTO人材の採用は困難とされる。
そこで同サービスは、CTO経験者と社内のCTO候補者が一緒に開発体制の構築を行う。経験者が開発方針を定めて候補者が実装をリードし、開発チームがうまく回る状態になった時に正式なCTO就任が見込めるという。事業計画や採用などの段階から教育、評価、タスク管理、技術選定などCTOに求められるさまざまな業務に対応するとのことだ。