アステリアは5月6日、モバイルアプリ作成ツール「Platio」で利用できる業務アプリを全国のシステム開発企業やコンサルティング企業が持つ独自のノウハウを基に作成し、それぞれの顧客企業に提供できる新サービス「Platio One」の提供を開始することを発表した。

  • Platioアプリを使っている様子

Platioは、初期費用なし、月額2万円で企業独自の業務アプリをノーコードかつ3日間で作成可能という特徴を持つモバイルアプリ作成ツール。今回、提供 が開始されるPlatio Oneは、Platioパートナーが作成したPlatioアプリを製品化し販売することができる新たなサービスとなっている。

同 サービスを契約した企業は「Platioアプリプロバイダー」として、自社のノウハウや技術をもとに作成した独自アプリを自社顧客に幅広く販売することが可能になるという。Platioのユーザーはアプリを自社で作成することなく、現場に即したモバイルアプリを導入することが可能となる。

また、5月中にはアプリプロバイダーとPlatioユーザーをつなぐ専用Webサイトも開設予定で、今後はPlatio Oneを通じてアプリプロバイダーが作成するPlatioアプリを100個以上に拡充し、さまざまな現場のDX推進に貢献していきたい考え。

「Platio One」で提供されるアプリとしては、お茶栽培で必要となる工程の作業状況を記録することができる「お茶農家向け栽培日誌アプリ」や、建設現場でニーズの高い機材管理や、点検、従業員の出退勤や作業日報を記録することができる「建設業向けアプリ”SiteEye mini”」などがある。

想定販売価格は月額2,000円から10,000円(税別) 程度が想定されており、サブスクリプション形式での販売になるという。