パナソニック エレクトリックワークス社は4月26日、オフィスなどで働くワーカーの気分転換を促し、交流を促進させるソリューション空間「スイッチスポット」を5月より受注開始すると発表した。
「スイッチスポット」は、ワーカーが行き交う動線、場所に設置することで気分転換や交流を促し、手軽にウェルビーイングな環境を実現する。
スイッチスポット内には、植栽や木目などの素材をはじめ、映像による木漏れ日、樹々をベースとしたオリジナルな香り、ハイレゾ音響による小鳥のさえずりなど、ワーカーが心地よいと感じる「森」を再現、五感を刺激する要素を盛り込まれている。
加えて、スイッチスポット内の焚火によりテーブルを囲みながらの会話を促進したり、自然映像などの演出を行ったりすることで、効率的に気分の切り替えを促すことができる。
ライブオフィス「worXlab」をはじめ同社の複数のワークスペースに設置して効果を計測したところ、「気持ちをリセットできた」と答えた人が約40%、「コミュニケーション目的で利用する」と答えた人が約30%が増加したという(ゆらぎ・五感への刺激があるなしで比較)。
同社は今後、ワークプレイスの改装時などに、「スイッチスポット」に加え、提供を開始している「エアリーソリューション」や「空間見える化ソリューション」などを組み合わせた提案で、ワークプレイスの価値向上に貢献していくとしている。