電通と電通プロモーションプラス(元電通テック、4月より社名変更)、データアーティストの3社は、ブランドのファンが創作するコンテンツUGC(User Generated Contents)を活用するECサイト売上向上ソリューション「ウルバ(ULVA)」の提供を開始した。

  • 「ウルバ」ロゴ(同社資料より)

    「ウルバ」ロゴ(同社資料より)

「ウルバ(ULVA)」はUser Linked Value Activationの略で、短期ではUGCを有効に活用した効果的なSNSマーケティング、中長期的には有効なUGCコンテンツのストックから自社コミュニティ創出までを展開し、ECサイトなどでの売上拡大を目指すソリューション。

  • 「ウルバ」サービスの仕組み(同社資料より)

    「ウルバ」サービスの仕組み(同社資料より)

電通プロモーションプラスが「UGC創出のためのキャンペーン」「UGCの選別・利用許諾の取得」「広告販促物へのUGC活用」を担い、電通とデータアーティストがサービスの起点となる「コミュニティページ」の提供を行う。

  • 「ウルバ」サービスの概要(同社資料より)

    「ウルバ」サービスの概要(同社資料より)

「コミュニティページ」では、AI開発に強みを持つデータアーティストが集計したUGCデータをもとに製作、AIレコメンドエンジン、既存会員ID連携、マイル・ポイント付与などの機能の他、「ユーザーランク機能」や「スタッフ評価」などの機能も提供。コンテンツのデータよりファンやスタッフのUGCが、どれだけ売上に貢献したか可視化することも可能だという。

SNSの投稿やレビュー、スタッフのオススメなどのUGCを起点とした購買行動が増加していることを受け開発されたもので、3社は今後もUGCデータを有効に活用したマーケティングソリューションの開発と提供を続けていくという。