長きにわたってWindowsにおけるインターネットの顔としての役割を担ってきた「Internet Explorer」が、遂にその任務を終えようとしている。ポジションはすでにMicrosoft Edgeに譲っているが、あと3カ月も経たずに最後のサポートが終了する。まだInternet Explorerを使っているのであれば、Microsoft EdgeやそのほかのWebブラウザへ移行までほとんど猶予がないことに注意が必要だ。

Microsoftは3月16日(米国時間)、「Windows message center|Microsoft Docs - Internet Explorer 11 desktop app retires June 15, 2022」において、Windows 10におけるInterner Explorer 11のサポートが2022年6月15日をもって終了することを再度伝えた。この期日以降、Internet Explorer 11を使おうとするとMicrosoft Edgeへとリダイレクトされると説明されている。Internet Explorer 11に依存したアプリケーションを使っている場合など、サポートが終了する前にMicrosoft EdgeやそのほかのWebブラウザへ移行することが望まれる。

  • Windows message center|Microsoft Docs

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MicrosoftはMicrosoft EdgeにIEモードと呼ばれる機能を実装している。MicrosoftはInternet Explorerを必要とする場合には、代替としてこのIEモードを使うことを推奨している。