ベルシステム24とオンライン営業ツールを提供するベルフェイスは3月11日、電話と映像を組み合わせて窓口の手続業務をサポートする「オンライン窓口センター」サービス開発のため、業務提携を行ったことを発表した。

両社が開発を目指す窓口センターサービスは、ベルフェイスのオンライン営業システム「bellFace」の機能を活用し、店舗窓口などで行ってきた煩雑な「案内」「書類送付」「記入」「返送」「書類確認」などの手続を、電話と映像で一度で完結させるシステム。オペレーターが遠隔から開いたブラウザ画面にサポート対象者が入力することができる「リモートコントロール機能」やスマホのブラウザ画面をオペレーターと共有する「スマホ画面サポート機能」、本人確認や必要書面の確認をカメラ機能で行う「写真撮影機能」などを新規に開発しており、本人確認からのWeb申込みなどのブラウザで必要な作業もリモートで完結させる。両社は今後、開発システムの試験導入後、本格サービスを展開し、行政・金融・通信などの高ニーズの分野を中心に2025年度末までに3,000席の導入を目指す。

  • 開発サービスの概要(同社資料より)

    開発サービスの概要(同社資料より)