ブイ・アール・テクノセンター、日立国際電気、オプティムは10月20日、ローカル5G(第5世代移動通信システム)を活用した小型ドローンによる屋内撮影の実証実験を実施すると発表した。

同実験は、テクノプラザ本館(岐阜県各務原市)において実施する予定だ。自営で構築可能なローカル5Gと屋内自律飛行型ドローンを活用した、スマート保安推進に向けた取り組みだという。

  • 実証実験の概要図

具体的には、工場設備に見立てた屋内を屋内自律飛行型ドローンで撮影し、映像をローカル5Gで無線伝送するもので、これによって、事務室で工場設備の状態を高精細な映像で確認可能になると期待される。

ローカル5Gを活用することで低コストで面的なネットワークが構築できるようになり、高速で大容量の通信が実現できる。また、自営可能な無線を活用することによって、安定したデータの伝送や、高いレベルのセキュリティも実現可能とのことだ。