富士通は9月6日、クラウドサービス「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V」において、低価格化を図ったハイスペックサーバモデル「Type-h2」および長期利用ユーザー向けの新たな価格プランのサービスを、同日から提供開始することを発表した。

  • 「FJcloud-V」を利用するユーザーへの満足度調査の結果(2021年3月実施)

    「FJcloud-V」を利用するユーザーへの満足度調査の結果(2021年3月実施)

今回販売開始する「Type-h2」では、従来のハイスペックサーバモデルの価格から30%引き下げるとともに、1年以上の長期利用かつ一定金額以上の契約で最大40%割引き、最大58%の価格引き下げを実現しているという。

「Type-h2」は、基幹システムなど高い処理性能が要求されるシステムでも利用可能なハイスペックサーバモデルで、最大58%の価格引き下げにより、大幅にランニングコストを抑制することが可能だとしている。また、長期利用プランの期間中でも、サーバスペックを業務に合わせ柔軟に変更可能なため、最大限のコストパフォーマンスで利用可能だということだ。

「Type-h2」の販売価格および提供開始時期は、h2-miniが月額3,360円/台、h2-smallタイプが月額8,890円/台~、h2-mediumタイプが月額1万6,940円/台~、h2-largeタイプが月額3万2,200円/台~。さらに高性能なタイプや時間単位の従量課金も提供するという。提供開始時期は2021年10月。

長期利用割引プランは、対象サービスがサーバ(Type-c、Type-e、Type-h2)、増設ディスク。割引率は1年で10%割引、3年で25%割引、5年で40%割引。最低契約額は、サーバ月額50万円(税別)、増設ディスク月額30万円(税別)。提供開始時期は2021年12月。