MicrosoftはWindows 10における「Internet Explorer 11」のサポートを2022年6月15日までとしており(参考「Lifecycle FAQ - Internet Explorer and Microsoft Edge | Microsoft Docs」)、Internet Explorer 11のサポートはあと1年ということになる。MicrosoftはInternet Explorer 11の代わりにMicrosoft Edgeの使用を推奨しており、Internet Explorer 11が必要となるシーンではMicrosoft Edgeの「IEモード」を使用することが推奨されている。
2021年5月におけるInternet Explorerのシェアは1.48%とされている(StatCounter調査)。同月における日本でのInternet Explorerのシェアは5.44%であり、日本は世界的に見てもInternet Explorerのシェアが高い国となっている。
日本におけるInternet Explorerのシェアは長期にわたって減少傾向にある。この1年はMicrosoft Edgeがシェアの増加を続けており、Internet Explorerからの以降が進んでいる様子が見える。しかし、現在のペースのまま推移した場合、1年後までにInternet ExplorerのシェアがMicrosoft Edgeへすべて移行するかどうかは不明。サポートが終了するまでに、サポートが提供されている他のWebブラウザへ移行することが望まれる。