Q-Successは9月3日(米国時間)、「Microsoft FrontPage, whose development was discontinued in 2003, is still used by 1 out of 500 websites.」において、Webサイトのほぼ500に1つの割合でMicrosoft FrontPageが使われていると伝えた。これはWebサイト全体の0.2%に相当するほか、CMS (Content Management System)を採用しているWebサイトの0.3%に相当するとされている。
Microsoft FrontPage (Microsoft Office FrontPage)はMicrosoftが開発していたWebオーサリングツール。WYSIWYG HTMLエディタ、Webサイト管理ツールと呼ばれることもある。2003年にリリースされたバージョンが実質的にMicrosoft FrontPageの最終バージョンと見られており、これ以降は開発が行われていない。同世代のプロダクトとしてはAdobeのAdobe DreamweaverやIBMのホームページビルダーなどがある。
使われているバージョンとしてはバージョン6が32.9%と最も多く、これにバージョン5 (25.7%)、バージョン4 (21.9%)、バージョン12 (12.9%)、バージョン2 (3.2%)、バージョン3 (3.1%)、バージョン1 (0.3%)が続いている。Microsoft FrontPageはあまりトラフィックの高くないWebサイトで使われる傾向があるとされている。