Q-Successは5月6日(米国時間)、「Usage Statistics of Default protocol https for Websites, May 2020」において、Webサイト全体の60%以上がデフォルトのプロトコルをHTTPSに設定していると伝えた。トップ1000サイトに限定すると、91.2%がHTTPSをでデフォルトプロトコルに設定しているという。
HTTPSをデフォルトプロトコルに設定しているWebサイトの割合は、1年前は50%ほどだった。HTTPSをデフォルトプロトコルに設定するWebサイトの割合は増加傾向を続けており、この1年間で10%ほどの増加したことになる。
HTTPSは安全な通信をする上で重要な役割を担うと考えられており、業界全体でHTTPからHTTPSへのシフトが呼びかけられてきた。取り組みが始まった当初、HTTPSへの移行は期待されていたほどのペースでは進まなかった。
しかし、Let's Encrypt認証局が証明書を発行するようになってから、HTTPSを利用するサイトが大幅に増加。現在でもHTTPSへの移行が進んでおり、今回、60%に到達したことになる。