NECは4月14日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるため、レガシーシステムのモダナイゼーションを支援するサービスメニューを体系化し、支援体制を強化したと発表した。

具体的には、顧客のシステムにおけるデジタル化の度合いから、「デジタルシフト構想」「対象システムのIT資産調査・棚卸等のシステム調査・評価」「モダナイゼーションソリューション」「保守運用」の4項目で構成されるサービスメニューを用意する。

  • モダナイゼーションメニュー

同サービスの提供にあたっては、全社のSEリソースの経験値や提案パターンを一元化し、特にレガシーシステムの知見を持ったシニア人材を全社から集めて活用しているという。

社内だけでなく、国内人材市場から積極的に採用した中途採用者やオフショア人材もSEリソースプールとして用意し、顧客の流動的なSEリソースへのニーズにも柔軟に対応可能。

あわせて、DXに関するエキスパートが集結した専任組織「デジタルビジネスオファリング本部」を4月1日付けで新設したことも発表されている。