UiPathは3月10日、帝国データバンク(TDB)の「COSMOSNET API」サービスとの連携部品「Connector for TDB - COSMOSNET API」を、「UiPath Connect」で提供開始したことを発表した。
「COSMOSNET API」サービスは、ユーザー企業自身のシステムから直接、全国全業種の企業情報が収録されたTDBのデータベースを検索してデータを取得し、システムに取り込めるサービス。
今回提供開始した「Connector for TDB - COSMOSNET API」を利用して、UiPathとの連携を行うことで、自社システムからダイレクトに、TDBの企業情報データベース内の取引先の基本情報および概要情報を検索し、取得するための自動化ワークフローを構築できるという。
さらに、UiPathがすでに提供しているSFAやCRMソリューション向けの連携部品をあわせて利用することで、自社のSFAやCRMシステムにTDBデータベースを連携し、営業関連業務を効率化することができるということだ。
「Connector for TDB - COSMOSNET API」は、UiPathユーザーに無償提供され、UiPath Connectからダウンロードしてすぐに利用でき、自社の用途に合わせて既存のワークフローに組み込むことが可能。なお、TDB企業情報データ利用に際しては、TDBとのAPI契約が別途必要となる。