サイバーテックは2月4日、スカイアーチネットワークスと業務提携契約を締結し、インフラ環境の整備からコンテンツの移設までをワンストップで提供すると発表した。

サイバーテックは、マークアップ言語に長年携わっており、XML技術を用いた自社開発のマニュアル管理システムをはじめ、Webサイト運用や制作・オフショア開発などの事業を、フィリピン・セブ島のオフショア拠点・沖縄県北部のニアショア拠点で展開してるす。

一方、スカイアーチネットワークスは独立系マネージドサービスプロバイダーとしてグローバルなマルチクラウドに対応し、クラウド環境におけるインフラ設計、運用、障害対応、セキュリティ対策、バックアップ対策など、クラウド管理全般を提供している。

インフラ環境をマイグレーションした際には、それ以前にサーバに保管されていたデータの移行も必ず発生することから、両社のクライアントにとってマイグレーションで発生する手間を削減し、ユーザーの負担を減らすことで、本来達成すべきゴールにより注力できるよう、今回の提携に至った。

利用できるサービスは、サイバーテックがWebソリューションとしてWebサイト構築・リニューアル(レスポンブ化・英語サイト作成)、コーポレートWebサイトへのCMS導入からコンテンツ移行、大規模Webサイト・CMSへのコンテンツ移行(NOREN・Teamsite・サイトコア)、キュレーションメディアやブログへのCMS導入からコンテンツ移行、Webサイト運用アウトソーシング・運営代行(BPO)、HTMLコーディング「シーサーコーディング」、SEOコンサルティング、ITアウトソーシングはオフショア開発・ラボ型開発・運用保守、AI向け学習データ作成(アノテーション)、動画・音声・画像の修正・変換・チェック(FlashのHTML5 移行)、英訳・英語サポートとなる。

スカイアーチネットワークスはサーバ管理が監視、マネージドサービス、クラウド請求代行(AWS、Microsoft Azure、Alibaba)、クラウド運用代行(AWS、Microsoft Azure、Alibabaの運用代行)、定額インフラ導入(SkyCDP for AWS)、クラウドセキュリティソリューションが総合サーバーセキュリティ(MSS for Deep ecurity)、脆弱性診断(脆弱性診断、ペネトレーションテスト)、クラウド型WAF運用サービス(MSS for WafCharm)。

上記いずれかのサービスを検討の顧客は、両社のサービスを双方活用することでマネージドサービスを一括で外部へ委託することができ、かつ窓口を一カ所に集約させることでベンダーマネジメントの工数を削減することを可能としている。また、双方の強みを活かしてサーバ上のコンテンツとサーバ環境とで整合性のとれた適切なIT環境を実現することができるという。