米IBMは1月14日、年間米国特許取得件数において27年連続首位となったと発表した。米国の特許専門調査会社IFI CLAIMSパテントサービスは毎年、米国特許商標庁(USPTO)に登録された特許数を集計している。

IBMの発明者は2019年、AI、ブロックチェーン、クラウド・コンピューティング、量子コンピューティング、セキュリティなどの技術領域にわたり、9262件の米国特許を取得した。今年は、全米45州と54の国と地域にわたる8500人を超える発明者が、IBMの特許取得に貢献という。

例えば、AIに関しては1800件を超える特許を取得。これには、関連する他のコンテンツを分析することにより、特定の話し言葉の表現や言い回しの裏にあるニュアンスや言外の意味を理解し推論することをAIシステムに学習させる方法などが含まれる。

一方、キヤノンは年間米国特許取得件数3555件で第3位となり、日本企業としては第1位を獲得した。34年連続で5位以内を獲得したという。

第2位にはサムスン電子、第4位にはマイクロソフト、第5位にはインテル、第6位にはLGエレクトロニクス、第7位にはApple、第8位にはフォード・グローバル・テクノジーズ、第9位にはAmazon、第10位にはファーウェイ・テクノロジーズがランクインしている。