Q-Successから2020年1月のWebサーバのシェアが発表された。2020年1月はNginx、Cloudflare Server、LiteSpeedがシェアを増やし、Apacheがシェアを減らした。

Q-Successは2019年8月より、これまでNginxとして集計していたデータをNginxとCloudflare Serverの2つに分けている。NginxとCloudflare Serverのシェアの合算値はApacheの値を超えており、ほかのWebサーバシェア調査とほぼ同じ傾向を示している。

長期的な傾向としては、Apacheがシェアを減らし、NginxとLitespeedがシェアを増やすという動向が続いている。アクセス数が多いサイトほどNginxを採用する傾向にあり、これまでApacheを採用してきたサイトはLitespeedへの置き換えなどを進めているものと見られる。

  • 2020年1月Webサーバシェア/円グラフ

    2020年1月Webサーバシェア/円グラフ

  • 2020年1月Webサーバシェア/棒グラフ

    2020年1月Webサーバシェア/棒グラフ

  • Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 Webサーバ 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Apache 42.1% 43.0%
2 Nginx 31.3% 30.7%
3 Cloudflare Server 12.3% 11.9%
4 Microsoft-IIS 8.0% 8.0%
5 LiteSpeed 5.5% 5.2%
6 Google Servers 1.0% 1.0%
7 Node.js 0.7% 0.7%
8 Tomcat 0.2% 0.2%
9 IdeaWebServer 0.2% 0.2%
10 Apache Traffic Server 0.2% 0.5%
11 Cowboy 0.1% 0.1%
12 Tengine 0.1% 0.1%
13 Kestrel 0.1% 0.1%
14 Lighttpd <0.1% <0.1%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。