さくらインターネットと日商エレクトロニクスは11月14日、さくらのクラウドにおいてジュニパーネットワークスが提供する高性能ファイアウォール仮想アプライアンス「vSRX」(「Juniper vSRX」)を同21日に提供開始し、協業すると発表した。プランは「スタンダード」「アプリケーションセキュリティ」「コンテンツセキュリティ」の3つで、それぞれ100Mbps、1Gbps、2Gbpsの帯域から選択できる。月額料金は(税込)はスタンダードの100Mbpsが6325円、アプリケーションセキュリティが同1万312円、コンテンツセキュリティが1万1412円。
さくらのクラウドのJuniper vSRXは、物理機材相当の機能を有する高性能ファイアウォール仮想アプライアンス。基本的なファイアウォール機能や低価格で閉域網を実現するVPN機能などに加え、アプリケーションの可視化や帯域制御などが可能なAppSecure機能、サーバやネットワークへの不正アクセスを検知するIPS機能、ジュニパーネットワークスのスイッチ製品と同じJUNOSを搭載した高度なルーティング機能などにも対応している。
また、サーバを新規作成する際の元として利用できるパブリックアーカイブ(初期設定済みのOSイメージ)として提供するため、さくらのクラウドのコントロールパネルから必要なときに、すぐに利用を可能とし、必要な帯域と機能に応じて、9種類の料金プランから最適なものを選択できる。