日本IBMは10月1日、多様なクラウド・ベンダーへの対応、マルチベンダー製品のサポート、オープンソースソフトウェア(OSS)の技術支援といったハイブリッド・マルチクラウド環境の技術支援を、24時間365日受付可能な一元窓口で提供するサービスである「Multivendor Premium Software Care」を提供開始する。

新サービスは、複数のクラウド環境の窓口を効率化したい、進化の激しいクラウド関連技術を支援してほしい、OSSの活用をさらに推進したい、といったユーザー企業向けのサービス。

また今回新たに、オープンソースソフトウェア(OSS)を企業で活用する際の技術支援、保守、運用を行うサポート・サービスを拡充するため、同社はサイオスの事業会社であるサイオステクノロジーとの協業を開始した。

これにより、日本IBMがサポートするOSSの種類を従来の約130種類から約200種類に拡大し、オペレーティング・システム関連から、データベース管理、コミュニケーション、自動化、開発支援といった幅広い分野のOSSに対応できるようになったという。