JR東日本と経路検索サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所は8月29日、「JR 東日本アプリ(日本語版)」とMaaS向けAPI「mixway API」の連携を行い、今後のMaaS構築への展開・取組の推進のため、協力関係を強化すると発表した。

  • 連携前後のイメージ

    連携前後のイメージ

mixway APIは、公共交通やシェアサイクル、デマンドモビリティに対応した複合経路検索や、乗り降り自由なフリーパスにも対応した運賃・料金計算などの機能を従来よりも少ない準備時間やコストでMaaSアプリやWebサイトに提供・実装を可能としている。

これにより、MaaSサービスの提供者は配車・予約機能、決済機能、割引クーポンなど事業者独自のコンテンツの企画・開発に注力することができるという。

JR 東日本は、2019年4月のJR東日本アプリのリニューアル以降、出発駅から到着駅への鉄道の経路検索に「駅すぱあとWebサービス」を採用。

今回のmixway APIとの連携により、駅から駅だけでなく現在地から目的地までの経路検索が可能になることに加え、徒歩などのさまざまな移動手段を組み合わせた検索結果の提供を可能としている。