LINE証券は8月20日、「LINE」上で取引ができる新スマホ投資サービス「LINE証券」をAndroid版で先行スタートすると発表した。なお、iOS版は近日中にリリースを予定している。
昨年6月にLINE Financialと野村ホールディングスは、証券ビジネスを中心とした金融事業における業務提携の一環として締結した合弁契約書に基づき、合弁会社としてLINE証券設立準備株式会社を設立し、その後は第一種金融商品取引業登録を終え、2019年6月にLINE証券株式会社へと商号変更を行った上で、サービス開始の準備を進めてきた。
LINE証券は、「LINE」が持つユーザーベースとテクノロジー、スマートフォンに適したユーザビリティの高いデザインと、野村グループが培ってきた金融ビジネスのノウハウを活かし、ユーザーの資産形成を中心とした潜在的なニーズに応える新しい総合証券サービスの提供を目指している。
今回、投資未経験者や投資初心者でも簡単・便利で分かりやすくシンプルなサービス提供を目指し、新たな投資サービスとしてLINE証券を開発した。
新サービス開始の第1弾として、日本の有名企業100社と国内ETF9種類をLINE上で1株/1口、数百円から取引でき、働く世代のユーザーのライフスタイルに合わせ、平日21時まで即時注文・即時約定取引を可能とした新スマホ投資サービスを提供する。
取引はLINEの「ウォレット」タブから銘柄を選択し、購入までわずか6タップの操作で取引が完了し「3000円以下で買える」「お気に入り数が多い」「前日比値上がり率」「業種別」など、多様なカテゴリーとランキングを用意しており、投資未経験者や投資初心者でも、銘柄選定が容易になるサービス設計としている。銀行口座振り込みに加え、LINE上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の残高からも入出金できる。
口座開設の申し込み方法は(1)LINEアプリ内のウォレットタブから「証券」アイコンをタップ、(2)LINE証券トップ画面の「口座開設(無料)」のリンクをタップし、口座開設を申し込む(最短3分で完了)、(4)申し込み後、4営業日ほどで簡易書留ハガキが届く、(4)簡易書留ハガキのQRコードを読み取りLINE証券にアクセスの順となる。