リコーは、テレビ会議・Web会議システム「RICOH Unified Communication System」と、360°の静止画・動画を撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA」を組み合わせることで、さまざまな現場の空間を遠隔地間で丸ごと共有できる多拠点双方向多拠点双方向コミュニケーションシステム「RICOH Unified Communication System 360 VR Live」(「RICOH UCS 360 VR Live」)を5月23日に提供開始すると発表した。
「RICOH UCS 360 VR Live」は、クラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」上にシステムを構築しており、RICOH THETAをRICOH UCSの専用機器やスマートフォン、パソコンと接続してリアルタイムに360°映像を配信できる。
RICOH THETAを現場の作業者が装着し、「RICOH UCS 360 VR Live」に接続するだけで、現場の状況を丸ごと共有できる。
視聴者は、手元のデバイスで視点を操作し、拡大縮小して視聴できる。オフィスに限らず、店舗、工場、教室、病院、建設現場、事故・災害現場などの状況を共有。VRゴーグルなどと組み合わせることで、実際にその場にいるかのような臨場感を体験できるため、業務のトレーニングや接客、点検作業などで利用できるという。